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中野サンプラザの解体日程はいつ?解体後の施設や反対意見も調査

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「サンプラザ中野くん」の命名由来ともなった施設「中野サンプラザ」が解体されるらしいですね。

今回は「中野サンプラザ」にまつわる話を書いていこうと思います。

 

中野サンプラザとは

 

東京及び近郊に住んでいる方は、「中野サンプラザ」と聞けばすぐに分かるとは思いますが、その他の地域に住んでいる方は「聞いたことがあるかな?」と言う程度の人もいるかも知れません。

中野サンプラザは東京都中野区にある宿泊・音楽等の複合施設です。コンサート会場として有名です。

1973年6月に開業しており、最初は旧労働省所管の特殊法人だった 雇用促進事業団によって、雇用保険法に基づく勤労者福祉施設として建設されました。正式名称は全国勤労青少年会館でした。

その後2004年に中野区・金融機関・企業等が出資した会社に売却され、運営を「株式会社中野サンプラザ」委託し名称も「中野サンプラザ」と改められました。

建物は林昌二氏の設計で地上20階、地下3階で大小2つの三角積木を合わせて置いたようなデザインが特徴的です。1~4階まではコンサートホールで2200席を有し、優良ホール100選に選ばれており若者文化のサブカルチャー発信地として、日比谷野外音楽堂や日本武道館とも並び、コンサート会場として人気があります。

ちなみにミュージシャンの「サンプラザ中野くん」は、「中野サンプラザ」からPRになるとして名称の使用許可をとっており無断使用ではありません。

 

現在の中野サンプラザの情報はこちらから

 

中野サンプラザの解体日程はいつ?

 

中野サンプラザは開業から46年を経過し建物の老朽化・地震での倒壊の可能性もあり、建て替えか耐震補強を含めた改修が必要になっていました。

この状態に対し、前中野区長が解体・建て替えの方針の方針を立てていましたが、2018年の選挙で「解体凍結」を掲げる酒井直人氏が当選し改修に舵を切るかに見えましたが、結局問題を精査の上解体・建て替え方針に戻りました。

解体は2024年に着手の予定です。

 

中野サンプラザ解体後の後継施設

 

気になるのが解体後の後に建つ施設ですよね。

中野区は、跡地を民設民営の3000~7000名収容の多目的ホールにする旨方針を立てました。今後「区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議」で意見を聞いたうえで、9月に事業計画の素案を公表するそうです。

 

中野サンプラザの解体の反対意見

 

この中野区の方針に対して反対意見もあります。

https://twitter.com/GreenTea_ever/status/1147320853568212992

https://twitter.com/NatsuyukiBlue/status/1039864834064445440

反対派の主な理由は、「思い出の場所・音楽の聖地を壊さないで欲しい」「今の規模がちょうどいいのに規模が大きくなるのは反対」「そもそも解体凍結で区長は当選したのに撤回するとはけしからん」などです。

どれもよく分かりますが、改修の費用や小規模ホールでの収益を考えると今回の案になってしまうのでしょうか?

 

まとめ

 

今回の話題に触れるにつれ「経済効率」と「人々の思い出」は相容れない物なんだなと再確認しました。中野サンプラザ以外にも老朽化した「聖地」と呼ばれる建物はたくさんあると思います。そういう物が「経済効率」の名のもとに消えてくのは、私が生まれた「昭和」の記憶が薄れていくようで寂しいですね。

 

 

今回も記事をお読み頂きありがとうございました。

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