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2019年も7月になりました。これから夏休みが始まり子供さんと海や川・プールでレジャーをされる方も多いと思います。

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今回は、起こるかもしれない事故で助かるための着衣泳について書いていこうと思います。

 

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子供の水難事故はこんなとき起きる

 

毎年夏になると子どもの水難事故という不幸な事故が起こります。ここでは、場所別に過去どのような水難事故が起こったのかを例示していきます。

 

川での水難事故例

《ケース1》

自宅近くの堤防道路で遊んでいた3歳男児が、誤って川に転落。1キロ離れた下流で遺体で発見された。

《ケース2》

3家族で川岸にキャンプに訪れ、子供5人だけで川の中で遊んでいたところ、女児が溺れそれを助けようとした男児も溺れた。

海での水難事故例

《ケース3》

保護者が目を離した時に海岸で遊んでいた兄弟が海に入って溺れ、救助をしようとした父親とともに行方不明。

《ケース4》

海水浴に来ていた小6女児が行方不明になり、捜索の結果沖合の海底で発見されたが意識不明の重体。

いずれも共通するのが、基本大人の目が届かないシチュエーションで起こったことです。子供を水辺で遊ばせるときは必ず大人の監視をつけるようにしましょう。

もう1つは、大人から見れば事故が起こりそうもない浅い水辺でも背丈の低い子供にとっては危険な場所であるという認識が不足していることです。浅瀬でも波や流れがあり足場も不安定です。転倒すれば溺れたり流されたりする可能性があります。

 

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プールでの水難事故例

《ケース5》

レジャー施設の屋内プールで4歳男児が溺れ、意識不明の重体。
男児は家族らと遊びに来ており、流れるプールに浮かんでいるのを利用客に発見された。

《ケース6》

市営プールで泳いでいた小2女児が溺れ、監視員に救助されて無事。
水深は1.5mで女児の身長より高かったが、浮具などは使っていなかった

 

 

プールは海や川と違って監視員もおり安全な空間と誤解されがちですが、ここでも毎年事故が起こっています。

 

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浅い水辺でも注意

普段生活している街中でも危険があります。公園の噴水や用水路、貯水池などです。子供は夏になると涼しさを求めて水のあるところに近づいてしまいます。子供には行ってはいけない場所を決め、言い聞かせることが肝心です。

 

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着衣泳の正しいやり方

 

着衣泳とは

日常的に陸上で身につけている衣服を着たまま水の中で泳ぐことを着衣泳(着衣水泳)と言います。

上記で例示した事故例の多くは、普段着で溺れた事案です。もし子供がそのような危険にあった際に命を守るために是非身につけておきたい技術です。

また最近の学校現場では、強くなる傾向にある紫外線防止の為に授業で着衣泳を取り入れているところもあるそうです。

 

着衣泳の服装

ここでは、学校で行われる着衣泳の講習の際に使用される服装をご紹介します。

水着
長袖のトップス
長ズボン
運動靴

着衣泳は体を覆っている着衣面積が多いほど抵抗が大きくなり泳ぎにくくなりますので長袖・長ズボンを使用します。長ズボンの中でもジーンズは水を吸い抵抗力が最大になるのでいい練習になるそうです。また普段の服装ということで足には運動靴を履きます。

 

着衣泳の講習内容

もし着衣での水難事故が起こった場合、泳いで岸に帰ろうと言うのは無謀です。なぜならば着衣での泳ぎは非常に体力を消耗し命の危険性が増すからです。

よって最近の学校での着衣泳講習は「ういてまて」(浮いて待て)が基本となっています。

また学校での着衣泳講習は、低学年・中学年・高学年に分かれるそうです。

 

低学年

まずは着衣の状態で水にいることに慣れることから始めます。水中じゃんけん、鬼ごっこ、宝探しなどの遊びの中で行うのが良いと思います。

次に行うのが浮具を使った背浮きの練習です。ビート板やペットボトルをお腹に抱き仰向けに倒れると背浮きの状態になります。指導者が背中を支えて補助しながら行うのが良いそうです。

最後に退水の体験です。水からの退水時が着衣についた水の重みが1番感じられ体が重くなるそうです。

 

中学年

ここでは、補助具無しでの背浮きができることを目標とします。二人組で練習を行い1人が補助具を使って背浮きした状態からもう1人がそっと補助具を取り外すと自然に背浮きの状態に移ることが出来ます。次に背浮きの状態で複数人数で輪を作りぐるぐる廻る「背浮き洗濯機」である程度の時間の背浮きを体験するのもいいかも知れません。

最後に溺れた時のシミュレートとしてプール内に段差を作り、浅い箇所から深い箇所へ降り、疑似事故を作りそこから背浮き状態に移る練習をします。

 

高学年

高学年ともなると今まで講習を受けてきた子供ならほぼ着衣による背浮きはできるようになっています。まずは、5分間の背浮きができるかのチェックをした後、できる児童に対しては二人組での訓練を実施します。1人が転落役・1人が救助役をし、転落役がプールサンドから足から飛び込んだら救助役が「ういてまて」と転落役に叫び「119番お願いします」を周りに叫びます。転落役は背浮きで救助を待つようにしましょう。背浮きが安定していないなら救助役は周りにある浮くものを転落役に向かって投げ込みます。

 

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着衣泳の正しいやり方

 

ここまで、文字によって着衣泳を説明してきましたが、「ちょっとわかりにくいなぁ」と言うそこのあなた、この動画を見て下さい。役立つ情報が満載です。

 

 

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まとめ

 

今回は着衣泳にについて書いてみましたが、この着衣泳近年の水難事故での犠牲者減少に多大な貢献をしているそうです。下の表に示すように1999年から2018年にかけて中学生以下の水難事故による死者・行方不明者は減少しているのです。

これだけ効果のある「着衣泳」子供だけとは言わず、老若男女問わず身につけたい技術ですね。

 

今回も記事をお読み頂きありがとうございました。

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