「桜を見る会」で何かと騒がしい安倍内閣ですが、マスコミは追及の手を緩めず新たな疑惑を報じています。
今回は、安倍内閣に起きた新たな疑惑について調査します。
目次
自民党の伊東良孝農林水産副大臣が公職選挙法に抵触?
報道によりますと安倍内閣の一員である自民党・伊東良孝農林水産副大臣が代表を務める党の選挙区支部に2017年の衆議院選挙の際に公示から投開票日までの間、国の公共工事を受注していた地元の建設会社6社から計260万円の寄付を受けていたことが、政治収支報告書などから分かったそうです。
公職選挙法では、国と契約を結ぶ会社が国政選挙に関して献金するのを禁止しています。
この報道に対し、寄付を受けた事務所は「選挙に関しての寄付との認識はなく、国の公共工事を受注している会社からのという認識もなかった」とのコメント出しています。
また11月28日には該当する寄付を返却したと発表しました。
伊東良孝農林水産副大臣のwikiプロフィール・年齢・出身・経歴など
今回話題となっている伊東良孝農林水産副大臣のプロフィールを紹介しましょう。
伊東良孝のプロフィール
生年月日 : 1948年11月24日(71歳)
出身地 : 北海道旭川市
職業 : 衆議院議員・農林水産副大臣
活動期間 : 2009年 ~(衆議院議員4期)
所属政党 : 自由民主党
所属派閥 : 二階派
伊東良孝氏は、釧路市議会議員(1985年~1995年)、北海道議会議員(1995年~2002年)、北海道釧路市長(2002年~2008年)を歴任し、2009年の衆議院選挙で自由民主党公認で北海道7区から出馬し初当選、そこから現在4期目を務めています。また現在は農林水産副大臣を務めています。
寄付をしていた地元の建設会社6社の名前は?
このニュースで興味があるのが寄付をしていた地元の建設会社6社の名前なんですが、どの報道でも具体的会社名は述べていません。寄付をした会社も違反を犯しているはずです。
当然取材の上、この事実を報道しているはずですから具体的会社名を把握しているはずなのですが、なぜ報道しないのか逆に興味があります。
伊東良孝農林水産副大臣の今後は?安倍内閣への影響は?
今回の案件において事務所が返金をしたという事は、「やばい」と思った証左だと思います。
当然野党は追及をするでしょうが、「桜を見る会」の件で審議拒否をすると明言しているようですので国会追求がすぐには行われない可能性があります。
あとは、刑事告発による司直の手が入るかどうかですが、検察が動くようですと直ぐにでも辞職するかもしれません。そうなると安倍内閣にもダメージがあると考えます。
まとめ
今回は、安倍内閣の新たなダメージとなりかねない伊東良孝農林水産副大臣への違法寄付疑惑について調査しました。
日本の政治は、いつになったらお金がらみの問題がなくなるのでしょう?私はこの問題の根源は政治家を律する法律を政治家が作るという構造が根本にあると思います。自分を罰する法律に手心を加えるのは世の常です。今回の件でもあれやこれやと抜け道を探ると思います。
それをどう解決するのかというのがわかりません。AIにでも法律を作ってもらうしかないかも知れません。これが民主主義の限界なのでしょうか?
今回もお読み頂きありがとうございました。