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市原市環境協会

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平成29年6月7日付けで、市原市田淵にある約77万年前の地層「千葉セクション」が、地質時代の国際標準模式断層面及びポイント(GSSP)に認定されるように、国内の研究グループから、国際地質科学連合の専門部会に提出されました。

これが認められると、時代区分にその地名に由来する名前が付けられます。

簡単に説明しますと、ある時代の特長を象徴的に区分できる地層から想定される時代に、学術名として認定された場所に由来する名前が付くという事です。

ジュラ紀とか、白亜紀という名前は、考古学をやっていない人でも知っていると思われますが、そういう名前として、世界標準で採用されるという事です。

その名前が、「チバニアン」になる予定です。

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チバニアンとは?簡単に概要を説明

地球の地磁気は、北極がS極、南極がN極と決まっていますが、長い地球の歴史の中で、常にそうであったわけではありません。

地磁気の逆転が何回が起きています。

地層の特徴から、その時代を特定できる場所がある時、最も明確に判別できる場所の地名にちなんだ時代区分名が付けられます。

今まで、時代区分名が付けられていない時代について、地磁気の逆転を根拠に、堆積している磁鉄鉱の特徴から、明確に時代を区分できる地層であるとして申請しています。

この時代については、同様な申請がイタリアからも出ていて、正式に採用されて、どういう名前が付くかは、今後を待たないといけません。

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チバニアン(千葉時代)とはいつ?

約77万年前から、12万6千年の時代区分名の付いていない期間です。

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チバニアン(千葉時代)はどこの地層?場所は?

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チバニアン(千葉時代)の反対派の理由とは?

茨城大学の名誉教授である、楡井久氏によると、チバニアンを申請している研究チームは、別の場所で採取した試料を、田淵の地層で取れたものと、偽っているとの事です。

さらに、チバニアン申請の動きを止める為に、地層付近の地権者と交渉し、付近に10年間の賃貸借契約を結び、私有地として自由な出入りを禁止しました。

これに対して、研究チームは、疑義があるのであれば、研究を妨害するのではなく、学術の場で行うべきと反発しています。

現在千葉県市原市は、条例を制定して、学術研究の為の出入りの自由を、地権者が妨害してならないとする方針です。

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チバニアン(千葉時代)はいつ決まる?

今年の9月に国際学会の3次審査があり、それまでに「チバニアン」の名称を申請する必要があります。

しかし、現在、反対派と揉めている為、作業は順調ではありません。

また、イタリアの研究チームが申請している同様の特徴を持った地層も候補に上がっているので、3次審査の決定待ちという事になります。

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まとめ

専門家ではないので、うかつな事は言えませんが、「チバニアン」を巡る反対派の主張と行動には、どうも首を傾げてしまいます。

かなり前になりますが、考古学の遺跡発掘の分野で、次々と新しい発見成果を挙げて、「神の手」と噂されていた研究者が、自分で埋めた土器などを、その場所で発見したかのように装って、発見を捏造していた事件がありましたが、研究を妨害している名誉教授は、そういう事が言いたいのでしょうか。

ならば、実際の地層で納得がいくまで、議論をすれば良いと思うのですが、取った手段は申請の時間切れを狙った妨害としか思えない行為です。

いずれにしても、望まれるのは、間違えの無い研究成果による、正しい時代区分の設定です。

ここに、誤りがあると、世界中の学術書に、間違った内容が載る事になります。

何が大切かを勘違いしないで、学問として正しい結果を導いて欲しいものです。

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