2019年6月28日からG20サミットが大阪で開催されましたが、首脳会議の他にも様々なイベントが催されています。
今回はその中から夕食会・歓迎行事の詳細を書いていこうと思います。
G20夕食会とは?場所はどこ?
G20における夕食会は、1日目の全体討議が終わった後、各国首脳及びその配偶者を招いて歓迎行事及び夕食会を行います。
討議は、咲洲にあるインテックス大阪で行われますが、歓迎行事及び夕食会は大阪城西の丸庭園にある大阪迎賓館で行われました。
歓迎行事の出演者は?
夕食会に先立って、歓迎行事が開かれました。
歓迎行事は、「日本の伝統と多様性」をコンセプトにした文化芸能でした。
出演者は、2020東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式総合演出も務める狂言師・野村萬斎さん。
全盲の天才ピアニスト・辻󠄀井伸行さん
日本を代表するオペラ歌手・中丸三千繪さん
どの方も日本を代表されるアーティスト。素晴らしい演目だったのでしょうね。
G20夕食会のメニューは?
歓迎行事の後に行われた夕食会のメニューに興味がある方も多いと思います。
ここでは公式ページで発表されたメニューを紹介していきます。
~夏の到来~
焼きトウモロコシのフラン
甲殻類のジュレ 紫蘇の葉
写真は焼きトウモロコシのフラン
〜はしり〜
鱧と泉州⽔茄⼦のお椀
〜⾵⼟〜
鮟鱇の⾹煎揚げ
温野菜 ⽣野菜の胡⿇だれ和え
写真は鮟鱇の⾹煎揚げ
〜森の⾵景〜
但⾺⽜の⽵炭包み 若笹の⾹り
⼆⾊の麹発酵ソース 太閤ごぼう
⼗六穀⽶と舞茸の炊き込みご飯花⼭椒の⾹り
写真は但⾺⽜の⽵炭包み 若笹の⾹り
〜⽇本の夏の贈り物〜
⽩桃
抹茶と茶菓⼦
ベジタリアン及びハラールの方のメニューも用意されています。
⾃然薯とレンコンの餅と⾊鮮やかな根菜
賀茂茄⼦の夏祭り仕⽴て
ビーツの炭⽕焼き
これに加えてカクテルとして
“⽇本の⼋重奏(オクテット)”
・河内鴨のリエット
・なにわ⿊⽜のテリーヌ
・岩おこしのガレット
・⾦太郎鰯と⼤阪茄⼦のコカ
・じゃがいものチュイル
・菊菜のクロメスキ
・泉州⽟ねぎのカナッペ
・⼋尾枝⾖のタルト
どれも美味しそうですね~。特にカクテルに使用されているのは地元大阪の食材(河内鴨・なにわ黒牛・岩おこし・大阪茄子・泉州玉ねぎ・八尾枝豆)のオンパレードです。流石大阪アピールを怠りません。
まとめ
G20は首脳会議の側面と同時に開催地のアピールの場という側面も持ちます。今回の歓迎行事・夕食会でのアピールも十分成功したと思いますし。各国報道陣が詰めるメディアセンターのおいてもライブキッチンと称し、たこ焼き・お好み焼き・串カツ等の試食ブースが有り好評を得たということです。
このG20をテコに関西・大阪のインバウンドが増々増加しそうですね。
今回も記事をお読み頂きありがとうございました。