2019年10月12日に上陸し甚大な被害を与えた台風19号の爪痕も癒えぬ関東地方に、また台風21号の影響を受けた豪雨が襲いました。
今回は、被害状況のなかでも千葉県佐倉市を流れる鹿島川の状況についてお知らせしたいと思います。
【空撮・千葉大雨被害まとめ】佐倉市の鹿島川(26日午前撮影)
記録的な大雨で土砂災害や河川氾濫が相次いだ千葉県内を26日午前、空撮しました。被災地ごとに公開します。オリジナル版は→https://t.co/SZQeTjGboE pic.twitter.com/Vbul04gVfe— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) October 26, 2019
鹿島川とは?
鹿島川(かしまがわ)は、千葉県中北部を流れる一級河川で利根川水系の最南端に位置しています。最終的には印旛沼への流入し、印旛沼への最大流入河川となっています。
穏やかな時の鹿島川の風景です。
鹿島川氾濫・水位情報【千葉県佐倉市】
今回の豪雨で鹿島川は氾濫を起こしています。情報サイトで水位情報を調べてみましたが、どのサイトでも「水位計測不能」となっています。このことから考えると「水位計が壊れた」か「水位計の観測限度を超えて水位が上がって計測不能となった」ことが考えられます。
これは、ヤフーの災害情報から抜粋された鹿島川の水位情報です。右上の「欠測」とは測定不能の意味のようです。
鹿島川の現在の現場の状況や被害・映像画像
今回の豪雨についての被害状況は、各メディアが続々と報道をしています。
NHKの報道によると今回の氾濫により川の近くにある田畑や住宅の1階部分が茶色くにごった水につかっている様子が確認でき、数台のバスがタイヤが見えない高さまで水につかっているようです。
このバスを運行している会社によりますと、26日午前3時ごろ、近くを流れる川の水が一気にあふれてきたとのことだそうです。
https://twitter.com/7mitsubachi/status/1187927666533400576
この影響でこのバス会社は、全線運休になっているようです。
こちらは朝日新聞の情報です。広範囲に氾濫が広がっていることがわかります。
https://t.co/8Zm1Ce7154
大雨から一夜明け、#千葉 県内では新たな被害が確認されています。死者は計7人に、行方不明者も2人となっています。15河川19カ所が #氾濫 し、#佐倉市 では #鹿島川 両岸で冠水が続いています(写真左)。写真右は千葉市緑区で住宅を巻きこんだ #土砂崩れ です。(れ) pic.twitter.com/3XK2iZvj1v— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) October 26, 2019
月並みな意見で申し訳ありませんが、自然というのは残酷なものですね。
被災者の方々には、心よりのお見舞いを申し上げます。
鹿島川のネットの情報
現在は、ネット社会ですので様々な方が色々な情報を提供され、特に災害の際には役立つことが多いです。(くれぐれもフェイク情報は流さないようにしましょう。大人の常識です。)
今回の豪雨の際も状況を報告される方が多くいましたので、紹介したいと思います。
https://twitter.com/hiroko_sho/status/1188282215408365569
https://twitter.com/ark_sion/status/1187922353637822464
https://twitter.com/Wolf_VezelRS/status/1187917880303603712
https://twitter.com/ReiOkumura/status/1187916049447976960
物井〜佐倉の下って進行右側。
左は鹿島側からトンネルまで全部浸水。
白い乗用車が水没していた。#佐倉#物井#鹿島川#モノサク pic.twitter.com/k5DVAtxVEI— Gordon Schumway (@GordonSchumway0) October 26, 2019
京成のグリーンバス車庫水没て
怖 pic.twitter.com/ep4hzTvNkC— あなや (@anaya0083) October 25, 2019
千葉県佐倉市県道136号線!
鹿島川溢れてます! pic.twitter.com/8S3FI2Lc2i— ひで (@hideaki0730) October 25, 2019
やはりこのような光景を見ることは心が痛みます。自分の家や畑が水に浸かると考えると何と言っても慰めにはならないと思います。
まずは一刻も早く水が引くこと、その後の復興に国・地方公共団体の援助が速やかに入ることを祈るばかりです。
まとめ
今回は、豪雨のおける千葉県佐倉市を流れる鹿島川周辺の被害状況をお知らせしました。
復興には、人手がかかると思いますのでボランティアも必要になると思います。ただ無秩序に行うと現場が迷惑しますので、統括団体の指示に従うようにしてください。
昨年は、西日本での豪雨被害。今年は関東・東北での豪雨被害と災害が頻発しています。温暖化により日本の気候が少しずつ亜熱帯、もしくは熱帯化しているのは間違いないと思います。
これからの災害対策は、今回の被害を基本に行う必要があると思います。当然これまでの災害対策に不備がなかったのかの反省も必要です。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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