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徳島県阿南市に本社を構える「日亜化学工業株式会社」が、Youtubeに投稿された動画で、同社を誹謗中傷する内容であり、社会的信用を失う恐れがあるという理由で、運営元の米国Youtube社を相手取り、動画の削除求める訴訟を徳島地裁に起こしました。

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訴状によると、動画は二種類あり、いずれも2018年4月12日に、元従業員を名乗る者が、日本語と英語で投稿しています。

一つは、日亜化学の工場内の劣悪な作業環境を告発する内容です。

もう一つは、実在する従業員の名前と自宅住所をのテロップを入れ、この従業員のパワーハランスメントがあったと告発する内容です。

いずれも、日亜化学は、事実無根として、動画の削除をYoutube社へ依頼していましたが、「動画の内容が名誉毀損にあたるか判断できない」という理由で、削除に応じなかったそうです。

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日亜化学ってどんな会社?

日亜化学と言えば、発光ダイオードで有名な会社です。以前、ここに在籍していた中村修二氏は、世界に先駆けて、実用レベルの高輝度青色発光ダイオードを発明しました。この功績で、2014年にノーベル物理学賞を受賞しています。

なぜ青色発光ダイオードが、ノーベル賞に値するかと言うと、この発明によって、ダイオードで色の三原色が初めて揃ったからです。色の三原色は、その色の合成で、どんな色でも表現できる、正に原色です。なので、ダイオードを使った表示装置には、不可欠で、青色だけ製造する素材や方法が解明できていなかったのです。

開発に成功した青色発光ダイオードの特許は、莫大な利益を日亜化学へもたらしました。その為、特許対価や成果報酬を巡って、発明者の中村修二氏と訴訟になっています。

現在の主力商品は、青色ダイオードと蛍光体を組み合わせた白色ダイオードです。主に携帯電話のバックライト用に使われています。

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日亜化学がYouTubeユーチューブ相手に起こした訴訟とは?

元日亜化学の従業員を名乗る投稿者が、日亜化学の工場の杜撰な管理体制や、特定の管理職の名前を上げて、パワーハランスメントを告発する動画をあげた為、これを事実無根で、社会的信用を傷つける動画だとして、削除を求めた日亜化学に対して、Youtube社側が応じなかったとの事です。

投稿日からすると、既に1年間程、放置されていた事になります。

動画の内容からして、会社組織として、何らかの対応をせざるを得ないので、強制力を持つ訴訟に踏み切ったと思われます。

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問題の動画とは?パワハラや工場の誹謗中傷?

まずは、上記2件の投稿動画を御覧ください。

元従業員を名乗る男性が、不衛生で管理が不行き届きな工場の内情や、個人名と住所を具体的にあげて、告発をしています。

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まとめ

この手の告発行為は、一方の言い分だけを信じる事はできません。特に、個人情報を含む内容を、本人の承諾を得ず、動画として投稿しているのは問題です。

動画の内容うんぬんよりも、告発の手段として、まず間違っています。

Youtube側も、著作権侵害の動画の削除には、速やかに応じるのに、こういう真贋の不明な告発動画の管理が甘いと思います。少なくても正式に手続きを踏んで、異議をとなえる者がいるなら、削除しないまでも、閲覧不可にする事はできるはずです。決着がついてから、再公開すれば良いだけの話です。

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